実習生日誌に“はなまる”。そんな優しい雰囲気に惹かれました
「明野しいのみ保育園」で、4歳児27人のクラスを担当しています。
ここで働きたいと思ったのは、学生時代に実習で来たときに、先輩職員が実習生日誌に “はなまる” やアドバイスを書いてくれて、一人ひとりを丁寧に見てくれているなぁと感じたからです。ここなら伸び伸びと成長させてもらえそうだと思いました。
今もそのイメージは変わっていなくて、同僚の保育士さんたちは、みんなフラット。
そんな環境で、新人の頃は、とにかく先輩を見て慣れる、覚える、そして子どもたちとの距離を縮められるように頑張ってきました。
仕事中は、こちらがどのように環境を整えたり、工夫したりすれば、子どもたちが楽しみながら、遊びを発展させていくことができるかなと日々考えています。たとえば今は、園児たちのあいだで美容室ごっこが流行中です。もっと本格的になるように、鏡や椅子をセットしたり、美容師さんのシザーケースを真似た小道具を作ったりします。それを見て、「昨日と変わってる! 」と喜んだり、遊んで、さらに夢中になってくれたりすると、心の中では「しめしめ」という気持ちになります。
働く人の下支えをする仕事
保育士の仕事にも慣れてきて、自分に対する課題意識も次のフェーズに変化しているように思います。今は、子どもへの接し方はもちろん、保護者支援にも力を入れています。
たとえば園でトイレトレーニングなどをしたときは、家庭でも再現できるように、園での様子を細かくお伝えしてます。年齢が上の子だと、私から直接保護者には伝えず、できるだけ子ども自身が直接保護者に伝えるようにしています。「今日跳び箱飛べた!」とか、そういうちょっとしたやりとりからも、子どもたちの成長を感じてもらえるといいなと思っています。
保育士の仕事は、子どもの成長を見守るだけでなく、働く人の下支えをする仕事という側面もあります。安心して預けられるから、保護者の方に安心して働いていただけると思っています。そういう社会を支える役割という点にもやりがいを感じています。
遅番
- 9時 出勤、戸外・室内遊び、ミーティング
- 10時 戸外・室内遊び
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11時
絵本の読み聞かせ、昼食の準備、
子どもと一緒に給食を食べながら食事の支援 - 12時 お昼寝の準備、昼食の片付け
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13時
14時 お昼寝中に日誌や連絡帳などの事務仕事、
休憩 - 15時 お昼寝用マットの片付け、おやつの配膳
- 16時 おやつの片付け、戸外・室内遊び
- 17時 室内遊び
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18時
(保育時間の)延長人数の確認、おやつの配膳、
お迎えの保護者対応 - 19時 戸閉まり・退勤
※記載内容は、2021年7月時点のものです。