2025年度採用情報

職員インタビュー

時代とともに変化する保育のあり方を学ぶ

中川 恵理子さん

  • 保育士
  • 明野しいのみ保育園
  • 正規職員
  • 主任
  • 2002年入社
  • 20年目
  • 新卒

先輩のおかげで乗り越えられた新人時代

明野しいのみ保育園で保育士をしています。大学の実習で児童養護施設に行き、福祉関係の仕事に興味を持ちました。保育園か福祉施設か迷っていたときに、大学の職員さんに大分県福祉会を紹介されたんです。ここならいろんな施設があるので、保育以外のことも情報共有できそうだと思いました。

入社当時、保育園の新人は私1人で正直不安でした。けれど、歳の近い先生が仕事でもプライベートでも仲良くしてくれて、人間関係で働きづらいということはありませんでした。仕事に厳しい先輩でしたが、休憩時間はお茶を飲み楽しくおしゃべり。和気あいあいとした雰囲気は、当時も今も変わりません。保護者対応がうまくいかず困ったときなども、相談に乗ってもらい、アドバイスしていただき乗り越えました。本当によい先輩ばかりで助けられています。

私は数年前に産休・育休を取得したんですが、産休前までは「集団保育」で、保育士4人が25人の子どもを見るという体制で、復帰後は「担当制保育」となって、保育士1人が6〜7人の子どもを担当して見るようになりました。
今の方がそれぞれの子の変化が見えやすいと思います。私は主担任なので、クラス全体を見る役割もありますが、担当制だと、担任の先生が細かいところも見てくれるので助かりますね。

もうひとつ変わったのは、業務負担の見直しが進み、連絡帳のアプリが導入されました。以前は毎日25人分を手書きしていましたが、アプリになって事務仕事が軽減され、保護者のみなさんにも「使いやすい」と好評です。
こんな風に時代や社会的な状況に合わせて保育のあり方や働き方も変化していきます。まだまだ慣れないことも多いですし、今年はもっと園や自主的な研修会へも参加して学ぶ機会を増やしたいです。

保育の「遊び」1つひとつに狙いがある

最近では、自分のクラスはもちろん、園全体を見るようにしています。困ってそうな先生がいたら声をかけ、「こんな方法もあるよ」と押し付けにならないように、アドバイスするよう心がけています。
保育士は「子どもと遊んでいるだけ」というイメージが強い人も多いかもしれませんが、子ども一人ひとりの発育に応じて、実はいろいろと考えているんです。言葉を覚えるための絵本選びや、ボタン付けができるようになるための遊び、ケガをしないためのマット運動など、1つひとつに狙いがあります。そう思うとまた保育の仕事も違って見えるかもしれません。
園での仕事は、子どもの成長を間近で見られることが何よりの楽しみです。できなかったことができるようになるという瞬間がいくつもあります。低月齢の子なら、ハイハイから立って、歩くこと。大きいクラスなら、みんなでまとまってやり遂げる達成感など。特に、3〜5歳までの子どもたちを持ち上がりで卒園するまで担当した時は、本当に大変だったけど、全てのものごとに感動していたのを覚えています。

大分県福祉会では、これまでと違う取り組みが出てきました。私は今年70周年記念のプロジェクトに関わっています。今までは「こうします」と決定事項を聞いて動く感じでしたが、今は自分たちの意見を聞かれたり、それが反映されることもあり、より一層やる気を感じられています。

1日の仕事の流れ早番

  • 7時 出勤、掃除、連絡アプリで出欠や連絡事項の確認、園児の受け入れ
  • 8時 室内遊び
  • 9時 ミーティング
  • 10時 戸外・室内遊び、オムツ替え
  • 11時 給食の準備と食事介助、お昼寝の準備
  • 12時 給食の片付け
  • 13時 日誌や連絡帳などの事務仕事、休憩
  • 14時 会議、打ち合わせ
  • 15時 オムツ替え、おやつの配膳
  • 16時 お迎えの保護者対応、退勤

※記載内容は、2022年7月時点のものです。

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