2022年度採用情報

座談会

飛瀬 麻美さん

障害児入所施設 清明あけぼの学園

保育士/中途/2008年採用

佐藤 小乃枝さん

障害児入所施設 清明あけぼの学園

職業指導員/中途/2011年採用

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年齢や経歴にとらわれずに高め合えるチーム

新卒採用だけでなく、転勤や異動で環境が変われば初めは誰もが新人です。「障害児入所施設 清明あけぼの学園」(以下、あけぼの学園)の飛瀬 麻美さんと佐藤 小乃枝さんは、法人での勤続年数では飛瀬さんが上ですが、「あけぼの学園」では佐藤さんの方が経験者。勤続年数や職歴を超えて良い関係を築く2人に、職場の人間関係について聞きました。

経験のある職員がきちんと教えてくれる

飛瀬

佐藤さんはもちろん知っていると思うのですが、読んでくれる方のために自己紹介すると、私は「清明あけぼの学園」のサブリーダーで、保育士です。入所している障害のある子どもたちに、日常の衣食住のお世話や退所後の自立した生活を目指して支援しています。
中途で大分県福祉会に入って、「明野しいのみ保育園」の保育士、「児童養護施設 森の木」の「地域小規模児童養護施設 きんもくせい」の保育士を経て、「あけぼの学園」に異動して3年目です。

佐藤

私は大分県内の別の保育園から転職して、「あけぼの学園」での勤務が10年目です。ずっと保育士として働いてきましたが、昨年から職業指導員もしています。子どもたちの進路を一緒に考え、本人の適正や希望を踏まえ就職するためのお手伝いです。実習の支援やご家族、児童相談所との調整などもあります。

飛瀬

私はもともと児童養護の仕事に携わりたくて大分県福祉会に入ったんです。「森の木」に9年勤務した後、「あけぼの学園」へ異動になることは全く想像していませんでした。どちらも子どもに関わる仕事ではあるので、経験を活かせる部分もあります。ですが、障害のある子どもたちの支援は初めてで、異動当初は“わからないことがわからない”状態でした。
そんなとき、わからないことを誰かに聞けば、経験のある職員がきちんと教えてくれる環境はありました。特に小乃枝さんは人当たりも良くて、「あけぼの学園」の年間を通した仕事の流れ全体を俯瞰して引っ張っている。当時から、なんでも聞けて頼れる“先輩”です。

佐藤

ありがとうございます(笑)。飛瀬さんは「あけぼの学園」では“後輩”ですが、法人でのキャリアは私より上です。でも、そんなの関係なくコミュニケーションをとりやすい。支援に対する考え方についても、私のアイデアや相談に「こんなアプローチもあるんじゃないかな?」と豊富な経験を活かしてアドバイスもくれます。飛瀬さんは、仕事に対する姿勢を背中で語るタイプで、見ていて「私も頑張ろう」と思わされます。後輩でもあるけど、先輩でもあります。

話し合いやすい雰囲気づくりを大切にしたい

飛瀬

実は、私、移動のたびに不安がありました。でも今は、結果として知識の幅や経験値が上がったので、よかったと思っています。今だから言えるんですけどね。
児童養護でも、障害のある子どもの支援でも、当たり前ですが、それぞれ個性があります。私たち職員がどのように関わるかによって、見せてくれる姿や将来が変わってくる、とても重大な役割だなと思っています。

佐藤

わかります。子どもには可能性がいっぱい! 支援した分だけ、子どもの可能性を広げることができると思うと、向き合い方をすごく考えるし、頑張れます。卒業した子どもが遊びにきて、「当時は言われていたことの意味がわからなかったけど、今ならわかる」と言ってくれたことがあって、それは本当に嬉しかったです。

飛瀬

いいですね。そのためにも、職員が日頃から、子どもの支援について意見交換しやすい雰囲気でいたいですね。

佐藤

勤務が交代制なので、情報共有などの面でも職員同士の関係性は大事ですね。長く一緒に働いていると、私もたまにやってしまうんですが、わかっている前提で、意思疎通が曖昧になる部分もでてきます。でも、お互い言うべきところはきちんと伝えた方がいいので、そうした「言える状態、言える環境」は大切ですね。

飛瀬

よく言われることだけど、この仕事は本当に「人対人」。支援そのものもそうだし、職員との連携もそう。人と関わって伝えていかないと進まない。いろんな意見があっていいと思うので、新しく入ってくる人も臆せずに積極的に質問して、自分の考えを言ってほしいですね。

佐藤

私が新人の時代を思い出すと、本当にがむしゃらでした。もともと全く積極的な性格ではないんですけど、とにかくわからないから、周りのみんなに聞くしかなくて。年数を重ねた今は積極性が少しは身についたかもしれないです。

まずは目の前のことに取り組む。周りの人が力になってくれる

佐藤

実は、人に教えるのも最初から得意だったわけじゃなくて。以前、OJTで新人さんの教育担当をしたのがきっかけで、1人ひとりの特性をみながら、アシストするということを意識するようになりました。人に教えることで、自分自身も再発見することがあり、一緒に成長するような気持ちです。

飛瀬

私は後輩のためにも、自分が先輩としてやるべきことをやることが大切だと思っています。さっき小乃枝さんが言ってくれた、「背中で語る」ではないですが、先輩がお手本となる行動を見せることで、「ちゃんとしなきゃいけないな」と思ってもらえたらなと思っていて。もちろん、フォローもしっかりしていきたいですが。
まずは目の前のこと、言われたことを真面目にしっかりすることも大事。素直に一生懸命取り組んでいたら、周りの人が力になってくれると思います。

佐藤

失敗してもみんなでフォローします。挫けずに、いろんなことを一緒に乗り越えていけるといいかな。施設って、閉鎖的なイメージを持たれることもありますが、実際は和気あいあいとした雰囲気。そうしたことももっと伝えていけるといいですよね。

※記載内容は、2021年7月時点のものです。